2018-01-01から1年間の記事一覧
⚪️コメンテーター、実践者になる 校長だの、研究団体の会長だのをしていた私は、いつの間にか授業研究の場で、助言者いわゆるコメンテーターのような役割をすることが多かった。 それはそれで、大変な仕事だった。 自分がまだ若くてコメントを聞く立場だった…
下の文章は今から10年以上前に、私が学校の授業研究を進める中心の役割をしていた時にその進め方について書き、先生たちに提案したものである。 2007年5月の日付がある。 はじめに 教育改革をめぐる議論の展開はめまぐるしい。かつて受験教育や詰め込…
ミッフィー・ミュージアムの向かいがセントラール美術館。 ミッフィー・ミュージアムは入場制限があり、入場時間を予約しなくてはならなかったため先にお向かいへ。 館内は静かで、親子連れで賑わっていたミッフィーミュージアムとは対照的。 オランダ国内で…
これからの図画工作科について考察してみた 30年度から新学習指導要領への移行が始まる。私の勤務していたS市においても市教委主催の説明会などが行われ、各現場では特に英語の時数の確保や道徳の教科化などへの準備などに関心が高まっている。 しかしなが…
「授業を変える」3つの意識改革 1、子供観の改革 教師が集まり、子供の話を話題にするとき、きまっての話の中心になるのは『最近の子供たち』がいかに未熟できないことが多く、それらを向上させるべく指導することが困難かということではないだろうか。 図…
オランダ人の住みたい街ナンバー1がユトレヒトだとの事。 という話を聞いたからではなく、ミッフィーに会いたくてミッフィーミュージアムを目指してユトレヒトへ行った。 ミッフィーミュージアムは子どもたちが遊びを通して自分たちの世界を発見するという…
もし、この作品が日本のどこかの美術館にやってきたら、どれだけ大勢の人々が日本中から集まるだろう。美術館にたどり着いてもその人垣に心折らずに、列に並び、作品の前にたどり着くのにどのくらい時間がかかるだろう。そして大勢の列の波に揉まれながらい…
とにかくニューヨークに住み付いてしまった長女はFITという学校を卒業してミュージアムに勤め始めた。 それがNYヒストリカルソサエティー。 そこは名画の常設展示もあるけれどニューヨークの歴史を辿る特別展示も行われていて、長女はそこでグラッフィクデザ…
行列を覚悟でも絶対行っておくべきニューヨーク近代美術館(MoMA)。印象派からシュールレアリズム、ホップアートの名作の本物を浴びるように観るにつけ、なぜ20代の頃に来なかったのだろうと後悔至極。 今よりはるかに多感だったあの頃に来ていたら大きな…
アート好きがニューヨークに行ったら行くところがたくさんあって忙しい。メトロポリタン、MOMAだけだって、いる間ずっと通いたい。 でも、ホイットニー美術館、いいです。 何だろう、何か、このニューヨーク感、洗練という言葉でもないし、重厚ということで…
爽やかなオランダからベネチアにLCCで一っ飛び。 LCCの乗務員のお兄さんはとてもフレンドリー、ドアに寄りかかり出迎えてくれた。「ホラッ」とスマホの画面を見せてくれたので、覗いてみたら「ヒトカゲ」。彼、ポケモンゴーをしていて丁度ゲットしたところだ…
「切った紙の形から」という題材に取り組んでいた1年生。 鼻歌を歌いながら自由に紙を切っていきます。無作為に切り取られた形。ある子がその紙の形を見立ててつぶやきます。「なんか、シマウマみたい!」 周りの子たちが覗き込んで言います。「本当だ!ウマ…
AL(アクティブラーニング)という言葉が出てきて、それを授業方法として捉えてたくさんのノウハウ本が本屋に並んだ。 その光景を見るにつけ、「総合的な学習」の試行の年であった平成12年から数年間の出来事を思い出さずにはいられなかった。 試行が始…