「公認心理師」国家試験の合格発表がついにあさってになりました!
心理系の唯一の国家資格である「公認心理師」は制度ができたばかり。
厚生労働省と文部科学省がダブルネームで認定登録を行います。
また、「心理師」は名称独占資格で、公認心理師でないものが「心理師」を名乗ることはできません。
昨年、第1回の試験と登録が始まり、今年は2019年8月4日に第2回の国家試験が行われました。
そしてあさって9月13日が合格発表です。
今までは民間資格しかなかったのですが、最も信頼されている「臨床心理士」になるには大学、大学院を経てようやく受験資格を得る事ができ、その試験も学科だけでなく面接もあります。
多くの臨床心理士の方々は昨年の公認心理師試験を受験し、両方の資格をもって活躍されているようです。
一方、「公認心理師」は昨年2018年から2022年までの5年間の暫定措置として、平成29年度以前の5年間の実務経験と現任者講習会の受講をもって受験可能となるGルートというルートが用意されています。心理系の大学院を卒業していなくても国家試験を受験する事ができるというわけです。
で、私もそのルートで受験した大勢の中の1人でした。
準備期間はたったの半年ほど。
時間がないので、必死に問題集をやりまくり、関連する本も読みまくり、覚えては忘れまくる自分の頭を叩きまくり、いろんなことをまくりまくった半年でした。
受験のための勉強とはいえ、実は楽しい勉強でもありました。
試験というものは終わってしまえば、それまで。
いくら「もっと〜〜してたら〜〜だったのに…」とタラレバ調に嘆こうがあとの祭りです。
試験が終わった途端に色々なところから解答速報が出てます。
さっそく自己採点をする事ができるのですが、試験直後はとってもそんな気になるものではありませんでした。
私が自己採点する気になったのは3〜4日経ってから。
そして驚いたのが、解答速報の答えが各社で割れまくっているという事でした。
ということは、
割れまくるほど「解答が微妙な問題」がたくさんあるということです。
ちなみにこんな問題。
皆さん、どれだと思います?
私は「腹痛」ということから3を選択しましたが、2という解答速報が多く、1と3と割れていました。
一体何番なのだろうか、明日の心理研修センターから出る正答の公開が楽しみです。
3を選択したのは長年の現場経験からです。
実際、腹痛を訴える子は心因的な事が圧倒的に多いのは確かですが、腹痛=心の問題というのは正しくはありません。本当に緊急を要する内科的な疾患だったことも稀にありました。
2というのも捨てきれません。ADHDが疑われることから医療の見立ても必要に感じます。2次障害を早急に防ぐ事も大切です。
ただ、この短い文章から、医療に掛かる前に環境調整をどの程度しているのかよくわかりません。本来はまずはそれが先決です。
さて、何番なのでしょうか。ちょっと楽しみ。
さあ、そして何より合格できるのでしょうか…
これは楽しみではないですよ、不安不安…
不安しかない
自己採点では何とかなりそうなのなのですが、
派手なマークミスや
大幅な採点基準や合格ラインの変更や
私に限ってやらかしそうなよくわからない勘違いが
ないとは全くいえないので
ひたすら不安なのを紛らわそうと
久々ブログアップした次第でした。
あさっていい報告記事を記したい
私なのでした。