katoreen101の日記

学校教育と授業研究・アートと猫と…あとはあれこれ

北海道胆振東部地震と大停電のその後 〜不安がデマに踊らされる〜

こんにちは

 

地震と大停電から復興中の軽トラです。

揺れで破損した温水器も設備屋さんの迅速な対応で直りました!

感謝です!

 

地震明けの月曜から札幌市内の小中学校の半数以上が学校を再開。

長〜い一週間を終え、週末を迎えています。

ようやく余震も気持ちも落ち着いてきたようです。

今日、コンビニで豆パンを見つけて思わず買ってしまいました。

美味しかった!

豆パン

 

 地震でカチンコチンになっていた飼い猫さんたちもだいぶ元気になってきましたが、余震に怯えて今でもキョロキョロand匍匐前進で日々前進です。

疲れるだろうな…

 

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先週は6日ぶりに授業も行いました。

子ども達は普通に過ごしているけれど、どこか不安を抱えているに違いありません。

 

「不安」だと、心が隙間だらけ

 

 

自分は騙されないぞ、と思っていた「デマ」に

ちょっとだけ「本当にそうかもしれない」

と、いとも簡単に騙されてしまいました。

 

これについて振り返ってみたいです。

 

1 「もうすぐ全戸で断水になる」という不確かな情報

 我が家は蓄熱式温水器が破損し、元栓を切っていたので、温水器経由の台所や洗面所、風呂場などはすでに蛇口から水が出ていませんでした。なので、外の水道などから水を汲んで台所や風呂場にたっぷり溜めておきました。

 そんな時にツイッターや友人のラインで断水関連の情報がざわざわし出しました。

実はそんな事実はなく、水道局もツイッターで断水になる、という情報は誤っていると流していました。

すでに水を溜め込んでいたのであまり気に留めていませんでしたが、これには惑わされた人たちが大勢いたようです。

ある町内では、町内会の役員さんが

「もうすぐ断水になる。水を貯めておきなさい!」

と戸別に訪問して言って回ったそうです。

 

スーパーの買い物の行列に並んでいた知り合いの方は、列の誰かが「断水の情報が入っている!」と言い出し、その場で列がざわつき出し、ほとんどの人が自宅などに

「もうすぐ断水になる。水を貯めておいて!」

電話やラインなどで伝えていたとのことです。

もうそうなると、確かな情報なのかどうかをチェックしようという気持ちはもう働かなくなるのは想像がつきます。

 

2 大地震が再びやってくる!という不確かな情報

「今、厚真の方で地鳴りが起きている。5、6時間後に大地震が来る。自衛隊からの確かな情報だ。自衛隊や消防がそのために現地に今招集されている!」

という情報が、ラインなどでほとんどの人も所に、複数の知り合いから送られていたようです。

中には送り手が硬くその情報を信じて送ってくるので、

一人でも多くの人に、その情報を伝えることが国民としての義務だ

的な勢いで拡散希望してくるものもあったと聞きました。

 

私は半信半疑でしたが、確実に「不安」になり、一応息子にラインを送りました…

 

するとこんな返信が…

 

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おいおい、

ちゃんと調べて行動しないとダメだよ、まじで

と窘められ、

少し冷静になることができました。

 

でも、後から聞いた所によると、この情報が流れた晩は

不安でぐっすり眠ることができなかった

という人が大勢いたようです。

 

今回の地震と大停電の影響がじわじわ広がりつつある北海道。産業への影響がとても心配です。

経済的なことだけでなく

 

人の心に「不安」と、

そこからくる

 

「不確かな何か」にコントロールされてしまう

気持ちの揺らぎという影響を与えているということを

 

考えさせられた今日この頃の軽トラなのであります。