katoreen101の日記

学校教育と授業研究・アートと猫と…あとはあれこれ

学校教育

国会議員 杉田水脈(みお)議員「LGBTに生産性なし」発言で大炎上の波紋 にどうしても黙れなかった!

軽トラはずーっと学校に勤めていて、 今も勤めています。 学校にはいろいろな子どもがいます。 この前知り合いの先生とメールのやり取りをしました。 その時のその先生の言葉。 学校は子どもが学ぶ場所。どんな子どもも。 算数が得意な子もそうでない子も、…

「小1の壁」夏休み不安な親についてを読んで感じたこと

おはようございます。 軽トラです。 今日も暑いですね。 とは言え、私の住んでいる街の今日の最高気温の予想は27度です。 猛暑に喘ぐ南の方々には申し訳ないのですが、これでも周りの道産子たちはふーふー言っています。 北海道は冬が厳しいので冬休みが長…

学校はどうして水筒を持って行くことを許さないのか〜水筒禁止を学校の側から考えてみた〜

連日の猛暑が報道されています。 私の住んでいる北海道はそれでも夏の日差しがそそがれて、暑い、暑い… とはいえ、昨日の札幌は29度、30度はまだこえてはいません。 なのに道産子たちは暑さに弱いので顔を合わせれば「暑い、暑い」を連発していました。 …

主体的で対話的な深い学びをガチでやりたい② 〜日本最北端の街、稚内で考えたこと〜

1、「対話的で主体的な深い学び」のある授業ってどんなのなのだ? 「対話的で主体的な深い学び」について色々なことが論じられています。 それらについての本が本屋に平積みされ、「やり方」を求める教師たちが手に取っています。 わたしもいくつか読んでは…

主体的で対話的な深い学びをガチでやりたい①

⚪️コメンテーター、実践者になる 校長だの、研究団体の会長だのをしていた私は、いつの間にか授業研究の場で、助言者いわゆるコメンテーターのような役割をすることが多かった。 それはそれで、大変な仕事だった。 自分がまだ若くてコメントを聞く立場だった…

「授業改革」を考えた10年前と今②

下の文章は今から10年以上前に、私が学校の授業研究を進める中心の役割をしていた時にその進め方について書き、先生たちに提案したものである。 2007年5月の日付がある。 はじめに 教育改革をめぐる議論の展開はめまぐるしい。かつて受験教育や詰め込…

新学習指導要領・図画工作科に求められること

これからの図画工作科について考察してみた 30年度から新学習指導要領への移行が始まる。私の勤務していたS市においても市教委主催の説明会などが行われ、各現場では特に英語の時数の確保や道徳の教科化などへの準備などに関心が高まっている。 しかしなが…

「授業改革」を考えた10年前と今

「授業を変える」3つの意識改革 1、子供観の改革 教師が集まり、子供の話を話題にするとき、きまっての話の中心になるのは『最近の子供たち』がいかに未熟できないことが多く、それらを向上させるべく指導することが困難かということではないだろうか。 図…

3つの授業から「学び合い」についての一考察  〜『聴く』ということ〜

「切った紙の形から」という題材に取り組んでいた1年生。 鼻歌を歌いながら自由に紙を切っていきます。無作為に切り取られた形。ある子がその紙の形を見立ててつぶやきます。「なんか、シマウマみたい!」 周りの子たちが覗き込んで言います。「本当だ!ウマ…

「総合的な学習の時間」の理念がどうして学校現場で歪められていったのだろう

AL(アクティブラーニング)という言葉が出てきて、それを授業方法として捉えてたくさんのノウハウ本が本屋に並んだ。 その光景を見るにつけ、「総合的な学習」の試行の年であった平成12年から数年間の出来事を思い出さずにはいられなかった。 試行が始…